RIKCAD11材質設定編
35/77

・GIポータル…「ポータル」とは入り口の意味で、グローバルイルミネーションの「入り口」を 設定します。 通常のグローバルイルミネーションと異なり、「反射光が通過する先の表現」を 計算するため、「透過」と組み合わせての使用となります。 ・GIエリアライト…「発光」と組み合わせて使うことで反射が最適化されます。 ・コースティクスを生成…屈折した集束光を表現します。 ・強度…「コースティクスを生成」の強度を設定します。 ・コースティクスを受ける…「コースティクスを生成」されている材質からの光の反射を受けるか どうかを設定します。 ・強度…「コースティクスを受ける」強度を設定します。 ・半径…RIKCADではコースティクスは「点の密度」として表現されます。 「半径」とは、その密度の度合いであり数値が大きくなるほど精度が荒くなります。 ・サンプル数…コースティクスの「点」の最大数を設定します。数値が多くなるほど光の効果は 上がっていきますが、レンダリング時間が長くなります。 ■サチュレーションとコースティクスの意味 サチュレーション…「飽和状態」という意味で、これ以上増えることができない状態を表す英語です。 RIKCADでは、どこまで光の反射を計算するのかを調整する設定となっています。 コースティクス…物理学における「著しく集合した場」を表す言葉です。そこから転じて、 RIKCADでは「集まった光」を表現する技術として使われています。 右の図では矢印部分が 「コースティクス光」です。 34

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る