67 RIKCAD8 Lesson1 3.情報ボックスの図形作成法が矩形(長方形)の状態で、 右図の壁の角から四角形で領域を広げ、 メッシュの領域の右上でクリック 囲んだ領域と選択したメッシュの領域が重なる 部分が切り取られます。 それ以外の領域まで広げてクリックしても、 選択したもの以外が切り取られることはありません。 これで、車庫以外の領域が切り取られます。 [F3]キーを押して3Dウィンドウを表示し、 作成したメッシュ面を確認します。 ■[メッシュ]ツールを使っての勾配の考え方と作成方法 メッシュツールを使用して勾配を設定する場合、メッシュのポイント(角)ごとに高さを設定(前述)し、 ポイント間の高低差で傾斜を表現します。メッシュの面全体で勾配を表現する場合、 すべてのポイントの高さを設定する必要があります。 メッシュを作成する際に角が多い多角形で作成してしまうと、そのすべてのポイント(角)に高さを設定しな ければならないので、図面にも記載されていない中間点の高さも計算して設定しなければならないことになってしまいます。 そこで、メッシュを作成する際には、高さの数値が分かるポイントだけをつないで実際の領域よりも大きく メッシュの面を作成した上で、いらない部分を切り取ることで、最初に設定した勾配が維持されたまま、 本来表現したい形状のメッシュを作成することが可能です。 ■多角形勾配の基本 ① できる限り角を少なくメッシュを作成。(実際よりも大きくなってもかまわない) ② 各ポイントの高さを設定 ③ 傾斜面のいらない部分を切り取る このような形状を作成すると、この中間点の高さも手動で設定しなければなりません。 このように本来の領域も含めて大きめにポイントの数を最小限でメッシュを作成すると、高さの設定は4つ角のみとなります。 その上でいらない領域を切り取ると、多角形勾配の面を簡単に作成できます。
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